中古車購入時によくあるトラブル事例とは?事前に予防策を考えよう!
中古車購入時には何かとトラブルが起こります。たとえば「身に覚えのない傷がついている」「納期が遅れた」などです。ただしトラブルの事例と対策を知っておけば充分対処できるものばかり!今回は中古車購入時によくあるトラブル事例とその対策についてお伝えします。
中古車購入時によくあるトラブル事
■ 予定の納期が延期になった
中古車の納期は新車に比べて早いため、中古車を購入する方は仕事ですぐ必要だったり、私用で使いたかったりする方が多いでしょう。しかしそんな状況でも中古車の納期が遅れることはあります。たとえば、パーツの入荷が遅れる、車の輸送に時間がかかるなどです。また販売店、もしくは購入者の不手際によって書類が揃っておらず契約が滞るケースもあります。
■ 購入後に傷が見つかった
中古車の購入後に傷が見つかるケースもよくあります。販売店で確認した時には無かったのに、購入後洗車したら傷が見つかったような場合です。このトラブルで厄介なのが「どこで付いた傷か」がわからないため解決方法がない事です。そのためこのトラブルは事前に対策する必要があります。
■ タイヤの交換がされていない
中古車を購入する際、タイヤ交換をお願いする場合がありますよね。実際にあったケースでは契約を結んだのにもかかわらず、タイヤ交換がされていないトラブルがあります。契約が守られていない場合にはしっかり店舗に確認を取りましょう。
■ 購入後すぐに動かなくなった
中古車購入後すぐに車が動かなくなるトラブルもあるようです。車が動かない時には、エンジン、トランスミッションなどの重要なパーツに欠陥があるでしょう。その際は店舗に電話をして対応をしてもらうことになりますが、このタイミングでも保証の問題や費用の観点からトラブルになりやすいといえます。
■ 購入後のクーリングオフができない
中古車の売買ではクーリングオフ対象外とされています。そのため少し乗って「気に入らなかったから返します」は不可能です。また中古車は納車前であれば返品のキャンセルができますが、無料で扱ってくれない場合もしばしば。知っておかないとトラブルになりかねないポイントなので押さえておきましょう。
中古車購入時にトラブルが起きがちな理由とは?
中古車購入にトラブルが起きやすいのはなぜなのでしょうか?トラブルが起きやすい理由の1つとして「明確な品質基準が決められていないから」というものがあります。
車の査定値段は個人差や店舗差が大きく、販売者と購入者の双方の合意によって購入が決まるもの。そのためさまざまな食い違いや、詐欺行為がまかり通る可能性が高いのです。またトラブルが発生した際も、販売内容や保証内容を販売者側が決めている以上、購入者は圧倒的に不利なことを覚えておきましょう。
しかしトラブルが起こるケースを把握し、対策をきちんとしておけば安全に中古車を購入できます。次の見出しから中古車購入時のトラブルを防ぐ方法に付いて紹介します。
中古車購入時のトラブルを防ぐ方法
「中古車購入時によくあるトラブル事」の見出しでは、中古車によくあるトラブルの事例について紹介しました。ここからはトラブルに巻き込まれないよう「トラブルを防ぐ方法」を紹介していきます。しっかりと対策や予防方法を知っておけば中古車の買取でのトラブルを回避することが可能ですよ。
■ 予定の納期が延期になるトラブル
予定の納期が延期になってトラブルになる場合には納期に余裕がない事が要因です。契約する際には、きちんと余裕を持って契約を結びましょう。また遠方からの輸送の場合は、基本トレーラーを使用します。遠い場所からトレーラーを使用するとかなりの費用がかかるため、できるだけ中古車は近場で探すのが望ましいといえます。
■ 購入後に傷や凹みか見つかるトラブル
中古車の購入には、必ず実車確認を怠らないようにしましょう。展示場では気分が高揚していたり、スタッフの視線が気になったりするかもしれませんが、入念に確認することが大切です。また車内の傷の確認も兼ねて、試乗することをおすすめします。
■ 購入後に動かなくなるトラブル
購入後に動かなくなるトラブルはその車両の整備手帳を確認することで対策できます。なぜなら整備手帳にはその車が「どこで・どんな点検を受けたか」が明確に記載されているからです。
定期点検を受けていることを確認し、その車両のメンテナンス状況を確認しておくことで、どのように車が扱われているか推測できます。また整備手帳がない場合にはスタッフに質問し、対応を伺えば態度で判断できるかもしれません
今回は中古車購入時によくあるトラブル事例についてまとめてお伝えしました。中古車を購入する際には、今回お伝えしたようなトラブルの事例を知り、対策を行うことが大切です。大好きな車を気持ちよく購入できたらよいですね。