中古車を試乗する時にチェックするべきポイントを知ろう!
中古車のトラブルの中には、中古車を購入してから傷が見つかるケースや、購入後直ぐに操作不良が起こることがあります。そのようなトラブルを避けるためには、試乗することが大切です。この記事では中古車を購入する際に、必ず行った方がよい試乗についてチェックすべきポイントや試乗までの大まかな流れを解説します。
中古車を試乗する時にチェックするべきポイント
中古車の試乗をする際にチェックするべきポイントはどこなのでしょうか?試乗は大体15分程度しかないためチェックポイントを押さえておくことで、試乗を有意義なものにできますよ!
■ なぜ試乗が必要なのか
まずなぜ試乗が必要なのか解説していきます。試乗でわかるポイントは以下の通りです。
・車の乗り心地がわかる
・エンジンやミッションの調子がわかる
・内装の傷、経年劣化の具合がわかる
上記のようなポイントは実際に車に乗り、運転してみないとわかりません。そのため車を試乗する必要があるのです。次の見出しから中古車を試乗する時にチェックすべきポイントを解説します。
■ チェックすべきポイント
チェックすべきポイントは以下の5つです。
・内装・外装のチェック…試乗した時に一番確認すべきなのが内装といえるかもしれません。内装の傷や運転席周りの故障はないかどうか見ておきましょう。購入後に見たことがない傷があった場合には店舗に確認ととることができます。またトランクの収納スペースや、座席の倒れる角度、現状の車でできていることができるかなどの確認も大切です。実際に車を使っている場面を想像しながら点検しましょう。
・アクセル・ブレーキ・ハンドリング…アクセルやブレーキの感度や、反応速度は見ておくべきでしょう。今までの車とかけ離れているようなものは、事故の可能性が高くなります(運転経験が少ない方ほど重要です)。またハンドリングのしやすさも確認しておきましょう。型が古い車は止まった状態だとハンドルが重くなったり、ハンドルの戻りが遅くなったりします。
・エンジンとマフラー…エンジンとマフラーも異臭がしないか、異音がしないか確認しておきましょう。異音がした場合には、お店の方に状態の確認を取ってもらうとよいでしょう。
・エアコン・カーナビ・オーディオ…エアコンやカーナビも車を使う上では必要不可欠なので確認してください。エアコンは掃除や点検が行われていないと異臭がします。またカーナビにはBluetoothが搭載されているのか、オーディオの音は問題ないかなども確認しておくと安心です。
・ミラーのチェック…ミラーは左右のミラーが開閉できるか確認します。またモニターが付いている場合には左右できちんと映るか見ておきましょう。
中古車を試乗するまでの大まかな流れ
中古車の試乗は意外と時間が短く、予約が必要な場合もあります。試乗中だけでなく試乗する前また試乗後の流れも確認しておきましょう。
■ 試乗前から試乗まで
基本的な流れは次の通りです。まず希望の予約を行い、来店し試乗前の案内を受けましょう。この際予約の時間に遅れてしまうと試乗時間が短くなってしまうため注意が必要です。
順番が回ってきたら車に乗り、先ほどの注意ポイントを確認します。試乗時間は長くとも15分程度となっています。少し早めに来店し、乗る車の外観や凹み傷などを確認しておくとスムーズに試乗を行えるでしょう。
■ 試乗後
試乗後に問題がなければ、その場で契約を結ぶこともできます。契約を行う場合は見積もりを依頼し手続きに進みます。もちろん契約を結ばなければならない決まりはないので、家に持ち帰ってゆっくり検討してもよいでしょう。
中古車を試乗する際に注意するべき点
■ 試乗中の事故
試乗中に事故を起こしてしまった場合は、販売店の自動車保険が適応されますが、販売店の保険で賄えない場合には自己負担になる場合があります。
自分が加入している保険で他者運転特約を積んでいるケースは稀なので、ほとんどの方が自己負担になるでしょう。万が一のことも考えて事故の際はどうなるのか話を聞いておくとよいでしょう。
■ 自分が初乗りという訳ではない
中古車の試乗は自分が一番ではないため、誰かがハンドルを握っていたり、椅子に座っていたりします。きちんと除菌・消毒は済んでいると思いますが、気になる方は控えた方がよいかもしれません。
今回は中古車の試乗について解説しました。中古車の試乗は購入前に必ず行い、車の状態を確認しておくことが大切です。試乗をせずに購入を決定すると後々大きな傷が見つかったり、欲しい機能を確認し忘れていたりします。試乗前にも確認するポイントを書き出すなどしておき、時間内に終えられるよう準備もしておきましょう!中古車購入の際の参考にしてくださいね。