中古車を購入する際に利用可能なローンの種類を知っておこう!
車離れが進んでいる現代社会ですが、生活必需品で車がないと生活ができないという人も多くいます。しかしそんな生活の中で心強い存在となるのが「中古車」です。高い新車を買うなら中古車で充分、家計的に中古車でないと購入が難しいなど、理由はさまざまでしょう。では中古車を購入するとなった時、ローンを組むことは可能なのでしょうか?
中古車を購入する際に利用可能なローンの種類
ローンは新車でないと組めないと思われがちですが、中古車でも審査をして通れば新車同様、ローンを組んで購入できます。またケースバイケースではありますが、頭金の有無などでも審査が通るか通らないか、ローンを組めるか組めないのかが変わってきます。
■ 中古車を購入する際に組めるローンの種類
中古車を購入する際に組めるローンにはいくつか種類があります。1つ目は「マイカーローン」で、銀行などの金融機関が行っているローンです。金融機関でローンを組む場合は審査が厳しいことが多く、金融機関などの窓口で手続きを行います。また、マイカーローンの金利は1.5~3%ほどです。
2つ目は「自社ローン」で、中古車の販売店などが独自で行っているローンです。その販売店独自の審査基準に基づいて審査をするため、他のローンよりは比較的審査は通りやすいです。またさまざまな面で融通が利くというメリットがありますが、金利は高く設定されていることが多いです。
3つ目は「オートローン」で、車のメーカーやディーラーだけでなく、クレジットカード会社や信販会社が行っているカーローンです。こちらもマイカーローンといった銀行系のローンよりは審査も通りやすいですが、金利が4~10%、あるいはそれ以上になることもあります。
中古車をローンで購入するメリットとは?
ローンを組んで中古車を買うメリットもあります。中古車を購入する際ローンを組むメリットとして「まとまったお金がなくても購入できる」ことが挙げられるようです。
なかなかまとまったお金を準備するのが難しい場合、ローンを組んで購入できるというのは大きなメリットとなります。またローンを組むことで欲しいと思った中古車をすぐに購入できるので、買い逃したということもなくなります。
中古車購入時のローン組みのポイント
中古車を購入する際、ローン組みのポイントがあるようです。ポイントはいくつかあるので一つ一つ覚えておけば、ローン組みも楽になるでしょう。
■ 中古車購入のローン組みポイント
1つ目は「ローンの情報収集」です。中古車の販売店ももちろんですが、自分が口座を持っている金融機関のマイカーローンについての情報をパンフレットやインターネットで調べておくとよいでしょう。1カ所だけでなく、いくつか近隣の金融機関と比較しておくのがオススメです。
2つ目は「金利について知っておく」です。「固定金利」という完済するまで金利が変わらないシステムを使うのか、「変動金利」という景気変動で金利が変わるシステムを使うのか、また金利を比較する時は「上限金利」という大きいほうの金利を比較するなど知識を身に付けておきましょう。
中古車をローンで購入する際に注意するべきポイント
中古車を購入するためにローンを組むとなった際、もちろん注意すべきポイントというものもあります。トラブルなくローンを組むために、注意すべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
■ 金利や保険料をしっかり確認しておくこと
まず1つ目の注意点として「金利や保険料をしっかり確認しておくこと」です。中古車を購入するためにローン組みをすることによって金利に利息が発生したり、保険料が発生したりするパターンもあります。そのためローンを組む前に保険料の確認や、登録にかかる諸費用の計算をしておくと大体かかる金額がわかります。
■ 車の維持費も見込んで、月々の返済額を決めること
2つ目は「車の維持費も見込んで、月々の返済額を決めること」です。車だけでなくローンは借入年数や借入金額、金利などで返済額が変わります。とくに中古車は部品の交換や修理などが多くなりがちなので、急な出費があることを想定しながらローンの返済額を決めていくとよいでしょう。
■ ローンの借入期間を長くし過ぎないこと
3つ目は「ローンの借入期間を長くし過ぎないこと」です。ローンでの借入期間を長くすれば月々の返済金額を安くできますが、借入期間を長くしてしまうと車が動かなくなった時にローンだけが残ってしまう形になってしまいます。さらに廃車の手続きとなった時に残った金額を一括返済しなくてはいけない場合もあるので、ローンの借入期間は長くて5年がよいでしょう。
中古車であっても、車は決して安い買い物ではありません。ローンを組むと月々の支払いは確かに安くなりますが、金利や利息などといった諸費用の出費もあります。そのため、そのすべてを含めて計算をした上でローンを組む必要があります。きちんとローンについて理解しておくことで、後悔のないようにしてくださいね。