買ってはいけない中古車とは?避けるべき車種の共通点と注意ポイント
中古車には、思わぬ落とし穴が潜んでいることがあります。この記事では、「買ってはいけない中古車」に焦点を当て、それらの車の共通点や、回避するためのポイントを探ります。さまざまな点を注意深く見極めることで、中古車購入を安心なものに変えられます。失敗しないためのヒントを見逃さず、満足のいく一台を手に入れる準備をしましょう。
失敗の元!買ってはいけない中古車の共通点
中古車を購入する際には、注意が必要なポイントがいくつか存在します。
これらのポイントを無視してしまうと、後悔やトラブルが生じる可能性が高まります。以下に、買ってはいけない中古車の共通点を紹介します。
不透明な車両状態
お目当ての中古車の車両状態が不透明な場合は、残念ですが購入を避けるべきです。
整備記録簿や車両状態評価書がない車は、購入を検討する際には慎重になるべきです。これらの情報がないと、車の過去や現在の状態を確認する手段が制限され、のちのち問題が発生するリスクが高まります。
修復歴車(事故車)
修復歴のある中古車が100パーセント悪とまでは言い切れません。
しかし、修復歴がある場合、その影響を正確に評価することが難しいため、車に詳しくない人は避けた方が賢明です。とくに、足回りや、エンジンのあるフロントまわりにダメージを受けた修復歴車は避けたほうが安全です。
5年、5万kmを超えている中古車
車は古くなったり、走行距離が多くなると、メンテナンス費用がかさみがちになります。
5年、5万kmを超える車は、ビギナーにとっては程度の良し悪しの見極めが難しいものです。未使用車や1~2年落ちの高年式車、初回車検前後の中古車などを選んだほうが無難です。
不人気カラーの中古車
不人気なボディカラーの中古車は、乗り替える際に査定額が低めになるおそれがあります。
乗り潰すつもりであれば問題ありませんが、短期間での売却を考えている場合は避けるべきです。
避けるべき中古車の特徴と見抜く方法
中古車購入での失敗を避けるためには、あらゆる面での注意深い検討が欠かせません。
安く手に入るからといって、安直に車を選ぶと後悔することも起こりえます。以下は、避けるべき中古車を見抜く方法を紹介しましょう。
修復歴や事故歴の有無を確認
中古車の履歴情報を確認することは不可欠です。
とくに修復歴や事故歴がある車は、将来的なトラブルの危険性が高まります。信頼性ある情報を確認し、安全を確保しましょう。
走行距離に注目
走行距離が多い車は、重要なパーツの劣化が進んでいる可能性があります。
10万km以上の車は、メンテナンス費用が跳ね上がる傾向があります。できるだけ低走行距離の車を選ぶことが望ましいです。
オンラインでの個人売買に警戒
インターネット上での個人売買は便利ですが、詳細な車の状態や履歴が不透明なことがあります。
信頼できるディーラーや車に詳しい人のアドバイスを仰ぐなどして、慎重に見極めることが重要です。
水没や冠水の可能性を排除
水没車や冠水車は内部の損傷が進み、不具合が発生しやすいです。
とくに洪水などの影響を受けた車は、外観だけでなく内部も検査し、水没の痕跡がないか確認したほうがよいでしょう。
悪質なカスタマイズに注意
中古車市場ではカスタマイズされた車も見受けられますが、保安基準に違反する改造や不正なカスタマイズがないかの確認が必要です。
違法な改造がされている場合、車検を通せない可能性があるので、十分に気をつけてください。
価格と相場の比較
あまりにも価格の安い中古車には注意が必要です。
相場と比較し、極端に安い場合は何らかの問題が潜んでいる可能性があります。価格だけに気を取られることなく、車のコンディションを的確に見極めることが重要です。
選んではいけない中古車を避けるためのポイント
中古車は選び方を誤ると、金銭面、車の状態面などもろもろのトラブルで後悔することになりかねません。
ここでは、選んではいけない中古車を避けるためのポイントを紹介します。
整備記録簿の不備
中古車の整備記録簿はその車の過去を知る重要な情報源です。
不備がある場合、事故歴やメンテナンス履歴が分からず、隠れた問題を見逃してしまう場合もありえます。整備記録簿がなかったり、内容が不十分な場合は、車の程度に問題がないか、慎重に検討しましょう。
走行距離と年式の不一致
走行距離と年式のバランスはひとつの目安です。
年式に対し走行距離が多過ぎても少な過ぎても、車の各部に負担がかかりやすくなり、メンテナンスの難易度が上がります。 年数相応の走行距離の車だと、状態面のリスクが比較的少なく安心です。
優良な販売店の選定
販売店の信頼性も考慮すべきポイントです。
車の情報が不透明だったり、対応が不誠実な販売店は、取り扱っている車の品質に問題があることも少なくありません。口コミや評判を確認し、信頼のおける販売店を選びましょう。
目立った修復跡
目立った修復跡がある車は、過去に大きな事故にあった可能性があります。
大がかりな修復は、車の性能や安全性に重大な問題を引き起こすおそれがあります。目立つ傷や変色、パネルの隙間などを注意深く確認しましょう。
価格があまりに安すぎる
極端に安い中古車は、何かしらの裏がある可能性があります。
詐欺や事故車の可能性も否定できません。手を出さないのが無難でしょう。
急な契約プレッシャー
販売店が急いで契約を促す場合も、注意が必要です。
慌てて契約することで重要なポイントを見逃す可能性があります。冷静に考え、急なプレッシャーに屈しないよう心がけましょう。
まとめ
中古車購入で避けるべきポイントを知り、安心して車を手に入れましょう。失敗しないためには、共通の特徴や注意ポイントを知ることが不可欠です。この記事では、買ってはいけない中古車の共通点や見抜く方法、選ぶべきでない車の特徴に焦点を当て、購入時の注意事項を解説してきました。上手にトラブルを避け、素敵な相棒をぜひゲットしてください。