中古の軽自動車を購入する際に注意するべきポイントについて解説!
軽自動車は燃費のよさや維持費の安さから、多くの人から人気を集めている車です。通勤や通学で、中古の軽自動車の購入を考えている人もいるのではないでしょうか。今回は「中古車を購入したいけど、なにに気をつけたらいいのかわからない」という人に向けて、中古の軽自動車を購入する際のポイントについてご紹介します。
中古の軽自動車を購入するメリット
中古の軽自動車は新車にはない、さまざまなメリットがあります。中古の軽自動車を購入するメリットを4つまとめました。
新車よりもリーズナブルに手に入る
中古の軽自動車を購入するメリットは、ずばり新車よりもリーズナブルな価格で手に入ることです。車種によっては新車価格よりも数十万円〜100万円以上も安く手に入るケースがあるため、費用をかなり抑えることができます。
精神的にゆとりが生まれる
中古車は前の持ち主がすでに運転しているため、車体に小さな傷が付いていることが多いです。万が一、車をこすって傷をつけてしまったとしても、精神的ダメージが少なく済むのもメリットでしょう。新車だと真新しい状態で納車されるため、傷をつけてしまった場合に精神的ショックが大きくなってしまうことがあります。
カスタム車が安く手に入ることがある
中古車の軽自動車だと、カスタム車が安く手に入る場合があります。キャンプがしやすいように内装がDIYしてあったり、ポップなカラーにカスタムされていたり、前の持ち主のこだわりが感じられる車も見つかるでしょう。自身の趣味と合うカスタム車を購入することで、生活がより充実するのもメリットです。
生産終了になったモデルが手に入ることがある
中古車の軽自動車なら、現在は生産が終了してしまったモデルが手に入ることがあります。「現行モデルではなく1つ前のモデルがいい」「生産終了したカラーの車が欲しい」などの希望がある場合は、中古車で探してみるのがおすすめです。
中古の軽自動車を選ぶ際はどのような点に注目するべき?
中古の軽自動車は、前のオーナーの乗り方次第で品質に差が出てしまいます。中古車選びに失敗しないために、気をつけるべきポイントを4つまとめました。
車の使用目的
車は使用目的で選ぶのがおすすめです。通勤や通学で使いたいのか、家族とのお出かけで使いたいのか、用途に合ったタイプの中古車を選ぶと失敗しにくいでしょう。通勤や通学で使う場合は小回りが利きやすい車を、家族とのお出かけで使いたい場合は、室内が広く燃費の良い車を選ぶのがおすすめです。
車の状態の良し悪し
中古車は新車と違って、状態がひとつひとつ違います。前のオーナーの乗り方やメンテナンスの頻度によって、同じ走行距離でも劣化の具合に差があるのが特徴です。なかには、事故車や過走行車などの車も紛れており、当たり外れが大きいのがデメリットです。中古車で軽自動車を購入する場合は、車の状態をしっかり見極めましょう。
修復歴や事故歴があるかどうか
中古車は、前のオーナーが事故を起こしている場合は修復歴がある場合があるため、修復歴があるかどうかも要チェックポイントです。しかし、事故を起こしていたとしても、修復するレベルの傷でなければ「修復歴なし」と記載されることがあります。修復歴と事故歴の両方に該当しないか、しっかりチェックしておきましょう。
中古の軽自動車を購入する際に注意するべきポイント
気に入った中古軽自動車が見つかれば、いよいよ購入です。しかし、購入時にも気をつけておくべきポイントがあります。購入時は金額面や保証、アフターサポートについてチェックしておきましょう。
総支払額・ローンの金利など
中古の軽自動車を購入する場合は、購入前に総支払額やローンの金利を確認しておきましょう。車の購入費用は、車本体の金額だけではなく、軽自動車税、車両重量税、代行費用、納車費用などの費用も含まれます。「最終的にいくら必要なのか」「追加料金は発生しないか」「ローンの金利はいくらなのか」を明言してもらうことで、お金のやり取りにすれ違いが起こる心配もありません。
車検の残り期間
車検は2年に1度受ける必要があります。車検費用は車の種類によって異なりますが、およそ10万円かかることが多いようです。中古で軽自動車を購入する場合、車検がついていない場合があります。車検がついてない車は、表示価格に車検費用がプラスされるため、総支払額が高くついてしまうこともあります。車検の有無は購入前にきちんと確認しておきましょう。
アフターサービスの充実度
中古車販売業者で購入する場合は、アフターサービスが整っているかどうかも重要なポイントです。また中古車の場合、新車と違って保証がついている車と保証が付いていない車があります。車の保証は、一定期間内の故障や不具合を無料で修理してくれるものです。中古車で軽自動車を購入する場合は、アフターサービスや補償の有無も確認しておきましょう。
まとめ
中古の軽自動車を購入すると、新車よりもリーズナブルな価格で手に入るのはもちろんのこと、こだわりのカスタム車や生産終了になった旧モデルが見つかることがあるため、車にこだわりたい人におすすめです。しかし中古車は、前のオーナーの乗り方次第で品質に差が出てしまうため、「事故車ではないか」「追加で修理が必要にならないか」などさまざまなポイントをチェックする必要があります。特に金銭面のチェックは入念に行いましょう。